動作・歩行 理学療法理学療法士歩行分析歩行 歩行分析の実践コース②〜局所の実践的なみかた〜 2021年10月5日 歩行の「局所」の実践的なみかたー上半身質量中心と下半身質量中心と身体重心ー 上半身質量中心や下半身質量中心、さらにはその両者を結んだ中点にあたる身体重心を捉えることは、局所(関節)にかかるメカニカルストレスを推察するうえでとても有用です。 上半身質量中心とは、身体重心よりも上部の質量中心であり、第7〜9胸椎の高位に位置... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法評価理学療法士歩行分析 歩行分析の実践コース①〜全体像の実践的なみかた〜 2021年10月5日 歩行の「全体像」の実践的なみかた 歩行の全体像をみるには、以下のようなチェックポイントを押さえておくと良いです。 歩行の全体像をみる際のチェックポイント1,2)を参考に作成 この中でも、より臨床に即して以下の3点に的を絞って観察する方法をオススメします。 【臨床に即した歩行の全体像をみるポイント】・流動性・リズム・過剰... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法原因歩行分析破行 歩行分析の基礎まとめ④〜トレンデレンブルグ徴候とデュシェンヌ徴候の原因〜 2021年10月5日 トレンデレンブルグ徴候の原因 観察側の下肢立脚相において、対側の骨盤が下制する現象をトレンデレンブルグ徴候と呼びます。立脚期にトレンデレンブルグ徴候がみられる歩行をトレンデレンブルグ跛行またはトレンデレンブルグ歩行といいます。 有名な異常歩行のひとつで、中殿筋の筋力低下によって生じると一般に言われています。 ですが、す... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法歩行分析歩行観察全体像 歩行分析の基礎まとめ③〜分析のしかた、全体像のチェックポイント〜 2021年10月5日 目的に応じた歩行分析のしかた 歩行分析をする目的には大きく2つあげられます。 目的に応じて、最初にみるべきポイントは変わってきます。 ①歩行能力を高めるためであれば、能力低下を起こしている原因は何かを探す視点で分析していきます。この場合は、まず全体像をみることが大切です。 ②症状との関連を調べるためであれば、症状(痛み... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法歩行分析歩行破行 歩行分析の基礎まとめ②〜ロッカー機能、下肢モーメント(筋活動)、異常パターン〜 2021年10月5日 正常歩行にみる3つのロッカー機能 heel rocker heel rockerは、踵を回転軸の中心とした制御機構です。その役割は、IC~LRでの重心の落下に対する衝撃吸収です。主に前脛骨筋や大腿四頭筋の遠心性収縮によって制御されます。 ankle rocker ankle rockerは、足関節を回転軸の中心とした制... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法評価歩行分析歩行 歩行分析の基礎まとめ①〜歩行周期、各相の役割、正常歩行の各関節角度〜 2021年10月4日 歩行周期とは 歩行周期は、同側の足の初期接地から次の初期接地まで¹⁾と定義されます。 歩行周期において、立脚期は60%、遊脚期は40%を占めます。 立脚期には、初期接地(initial contact:以下IC)、荷重応答期(loading response:以下LR)、立脚中期(mid stance:以下Mst)、立... Rui/forPT
理学療法 理学療法リハビリ理学療法士歩行分析 歩行分析で「全体像」をみるコツー臨床実践のための3ポイントー 2021年9月29日 「歩行の何からみたらいいのかわからない」といった悩みを抱えてはいませんか? 以前、forPTが行った現役理学療法士の方を対象としたアンケート調査において、「まずは歩行の全体像をみる」セラピストがほとんどの割合を占めることがわかりました。 🔻アンケート調査結果はこちらのブログ記事(無料)にまとめています&... Rui/forPT
理学療法 理学療法士歩行分析歩行動作分析 現役理学療法士に聞いた!「はじめての患者様の歩行観察で意識してみているポイントはありますか?」 2021年9月5日 はじめての患者様の歩行観察で意識して見ているポイントはありますか? 今回は、先日のinstagramストーリーズの質問からいただいたご回答をブログ記事にまとめてみました。 歩行の何から見たらいいのかわからない といったセラピストの参考となりましたら幸いです(経験年数も添えていただいています)。 ... Rui/forPT
理学療法 理学療法評価リハビリ整形外科テスト 胸郭出口症候群の徒手検査法 2021年8月17日 胸郭出口症候群の徒手検査法って忘れがちではないですか? 胸郭出口症候群とは、腕神経叢、鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が圧迫や牽引されることで起きる症状の総称です。 胸郭出口症候群には、症状を誘発している原因によって、牽引型と圧迫型、またはその両方が混在した混合型が存在します。 かつては、胸郭出口症候群は神経や血管の圧迫(圧... Rui/forPT
理学療法 理学療法筋肉リハビリ原因 シンスプリントの発症メカニズムと着目したい筋肉 2021年7月16日 シンスプリントに対するリハビリをイメージできていますか? シンスプリントは、「硬い路面でのランニングや底屈筋の過負荷によって誘発される下腿の違和感や疼痛」と定義されています1)。 いわゆる症候群ではありますが、一般に脛骨過労性骨膜炎と呼ばれることもあります2)。 高校生の発症が多いとされ、特に陸上競技選手(ランナー)の... Rui/forPT