膝関節 アプローチ半月板膝関節膝蓋下脂肪体 膝関節の選択的アプローチ 2024年2月23日 膝関節運動時痛に対する選択的アプローチ 膝蓋下脂肪体の評価アプローチ 【膝蓋下脂肪体の解剖と役割】 膝蓋下脂肪体(Infrapatellar Fat Pad:以下IFP、(図1))は、膝蓋靱帯の裏側に存在する脂肪組織で、大腿神経、閉鎖神経、坐骨神経など豊富な神経支配を受ける¹⁾とされています。 図1 IFP 2)より画... Rui/forPT
肩関節 評価アプローチ触診棘上筋 回旋筋腱板の機能解剖学と触診アプローチ 2023年10月21日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 棘上筋の機能解剖 【棘上筋の解剖】¹⁾ 起始:肩甲骨棘上窩 停止:上腕骨大結節 支配神経:肩甲上神経(C4ーC6) 作用:肩関節外転 棘上筋は、前部繊維と後部繊維に分けられます(図1)。 図1 棘上筋の繊維 棘上... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 評価アプローチ転倒急性外傷 転倒後の仙骨部痛ー急性外傷の知識と症例報告ー 2023年10月8日 症例紹介と受傷機転 症例は、30代女性です。受傷機転は、雨の日に屋外の階段降りで足を滑らせ尻餅をつき仙骨下部を強打しました。 受傷直後より歩行は可能でしたが、仙骨部には動作時痛および違和感がみられました。感覚鈍麻や痺れなどの明らかな神経症状はみられませんでした。 時系列に倣いまずは、本症例のリスク管理に必要な急性外傷の... Rui/forPT
頚部 評価アプローチ触診頚椎 頸部の触診と評価アプローチ 2023年9月24日 頸部の触診 頸椎棘突起の触診 頸椎棘突起の触診では、まずは隆起が最もわかりやすい第2頸椎棘突起および第7頸椎棘突起の位置を確認します(図1)。 図1 第2頸椎棘突起および第7頸椎棘突起 第2頸椎棘突起は、外後頭隆起から軽く圧迫をしながら下方になぞるように進めるとはじめに触れられる骨隆起になります(図2)。頸椎上部の中で... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 理学療法評価アプローチ仙腸関節 仙腸関節性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月31日 仙腸関節の構造 仙腸関節の骨・関節構造 仙腸関節は、仙骨と腸骨の間に位置し、関節包と滑液、関節軟骨、滑膜を持つ滑膜性関節です。 仙腸関節の運動範囲は、2~4°未満の回転運動と1~2mmの並進運動であり、非常に小さい¹⁾とされています(図1)。 図1 仙腸関節の運動範囲 仙腸関節の役割 仙腸関節は荷重負荷や床半力を受けと... Rui/forPT
体幹・腰部 評価リハビリアプローチ筋筋膜性腰痛 筋筋膜性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月16日 筋筋膜性腰痛の病態と原因 腰背部の筋肉に過度の負荷が加わり、筋や筋膜、あるいは筋筋膜移行部、筋の骨への付着部にストレスが加わりどう部位の損傷によって発症する¹⁾とされています。 筋筋膜性腰痛を引き起こす主な要因には以下が挙げられています。 【筋筋膜性腰痛を引き起こす主な要因】¹⁾²⁾³⁾⁴⁾・過度の運動負荷・長時間安静... Rui/forPT
体幹・腰部 評価治療アプローチ椎間関節性腰痛 椎間関節性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月15日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 腰椎の可動域 腰椎全体の可動域は、屈曲45〜55°、伸展15〜25°、側屈20°、回旋5〜7°とされ、股関節の屈曲伸展と組み合わさり体幹全体の矢状面での主要な回転中心を形成する¹⁾とされています(図1、2)。※腰椎可... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法評価アプローチ椎間板性腰痛 椎間板性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月15日 椎間板の構造と内圧 椎間板の構造 椎間板は、外側の強固な線維輪と内側の髄核、 隣接する椎体を強固に連結する硝子軟骨組織である軟骨終板で構成されます(図1)。 図1 椎間板の構造1)より画像引用(右側) 荷重における椎間板の歪み 脊柱の前方を圧迫する(屈曲を模倣)と髄核は後方移動し、後方繊維輪に剪断ストレスが生じます²⁾... Rui/forPT
肘・手関節 理学療法評価アプローチ触診 肘関節の触診と評価アプローチ 2023年7月8日 肘関節の触診 上腕骨内側上顆および外側上顆の触診 上腕骨内側上顆および外側上顆は、上腕の遠位部を把持した際に最も内・外側に隆起している部位になります。 上腕骨内側上顆と外側上顆を触診してみましょう🎥 https://www.youtube.com/watch?v=gGHC7ddydI0 橈骨頭および腕橈... Rui/forPT
足関節 アプローチ足関節制限因子背屈 足関節背屈制限因子と選択的アプローチ 2023年7月7日 足関節背屈可動域制限因子 外傷後や手術後に、足関節背屈可動域の改善を妨げている要因として、主に以下の4つが挙げられています。 ・後方軟部組織の問題・術後早期の炎症組織の主張や関節周辺浮腫の問題・足関節背屈筋の収縮不全の問題・前方インピンジメントに起因した疼痛の問題 1)村野勇:足関節拘縮の評価と運動療法.株式会社運動と... Rui/forPT