姿勢 理学療法評価アライメント骨盤 姿勢評価の基礎まとめ③〜矢状面における骨盤帯の姿勢評価方法〜 2021年10月8日 矢状面における骨盤帯の姿勢評価方法 姿勢評価において、上半身と下半身をつなぐ骨盤帯に着目することは臨床上とても意義があります。 矢状面における姿勢観察で骨盤帯を見るポイントは以下の2点です。 矢状面における姿勢観察で骨盤帯を見るポイント1.足部と骨盤の位置関係(変位)を見る2.骨盤の前後傾(傾斜)を見る 1.足部と骨盤... Rui/forPT
姿勢 理学療法評価リハビリ姿勢 姿勢評価の基礎まとめ②〜姿勢分類のセルフチェック方法と姿勢評価のポイント〜 2021年10月8日 姿勢分類のセルフチェック方法 素足で壁から5cmほど離してまっすぐ立ち、壁に頭部、背部、臀部をしっかりとくっつけて、壁と腰のすき間に手のひらをいれます。 手の平一枚分がぴったり入るのが理想的な骨盤の傾き¹⁾を表します。 すき間に余裕がある場合は、骨盤の前傾を表します。さらに、頭部の前方変位および胸椎後弯を伴う場合はカイ... Rui/forPT
姿勢 理学療法評価姿勢分類 姿勢評価の基礎まとめ①〜理想的な立位姿勢と姿勢分類と特徴〜 2021年10月6日 理想的な立位姿勢 理想的な立位姿勢とは、身体動揺が少ない、姿勢を乱すような重力の影響が最小、筋活動やエネルギー消費が最小¹⁾である姿勢のことを言います。 理想的な立位姿勢は1889年にBrauneとFischerによって示されています。以下は、矢状面における理想的な立位姿勢アライメントになります(図1)。 図1 矢状面... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法評価理学療法士歩行分析 歩行分析の実践コース④〜膝関節lateral thrust(外側動揺)のみかた〜 2021年10月5日 膝関節のlateral thrust(外側動揺)のみかた 膝関節が内反して外側へ動揺する現象をlateral thrust(外側動揺)と呼びます。 変形性膝関節症(内反OA)の方によくみられる歩行の異常パターンの一つです。lateral thrustは膝OAグレードの相関を認められたり、膝OA進行のリスク因子として挙げ... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法歩行分析歩行蹴り出し脚 歩行分析の実践コース③〜「蹴り出し脚」と「踏み出し脚」のみかたと捉え方〜 2021年10月5日 「蹴り出し脚」と「踏み出し脚」のみかたと捉え方 歩行において、下肢には蹴り出し脚と踏み出し脚という分け方があるのをご存知ですか。 そもそも人間の歩行は左右の動きが完全に対称となることはまずあり得ません。 左右下肢の役割の違いについては、以下のようにいくつか呼ばれ方があります。 【左右下肢の役割の違いをによる分類】・利き... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法理学療法士歩行分析歩行 歩行分析の実践コース②〜局所の実践的なみかた〜 2021年10月5日 歩行の「局所」の実践的なみかたー上半身質量中心と下半身質量中心と身体重心ー 上半身質量中心や下半身質量中心、さらにはその両者を結んだ中点にあたる身体重心を捉えることは、局所(関節)にかかるメカニカルストレスを推察するうえでとても有用です。 上半身質量中心とは、身体重心よりも上部の質量中心であり、第7〜9胸椎の高位に位置... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法評価理学療法士歩行分析 歩行分析の実践コース①〜全体像の実践的なみかた〜 2021年10月5日 歩行の「全体像」の実践的なみかた 歩行の全体像をみるには、以下のようなチェックポイントを押さえておくと良いです。 歩行の全体像をみる際のチェックポイント1,2)を参考に作成 この中でも、より臨床に即して以下の3点に的を絞って観察する方法をオススメします。 【臨床に即した歩行の全体像をみるポイント】・流動性・リズム・過剰... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法原因歩行分析破行 歩行分析の基礎まとめ④〜トレンデレンブルグ徴候とデュシェンヌ徴候の原因〜 2021年10月5日 トレンデレンブルグ徴候の原因 観察側の下肢立脚相において、対側の骨盤が下制する現象をトレンデレンブルグ徴候と呼びます。立脚期にトレンデレンブルグ徴候がみられる歩行をトレンデレンブルグ跛行またはトレンデレンブルグ歩行といいます。 有名な異常歩行のひとつで、中殿筋の筋力低下によって生じると一般に言われています。 ですが、す... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法歩行分析歩行観察全体像 歩行分析の基礎まとめ③〜分析のしかた、全体像のチェックポイント〜 2021年10月5日 目的に応じた歩行分析のしかた 歩行分析をする目的には大きく2つあげられます。 目的に応じて、最初にみるべきポイントは変わってきます。 ①歩行能力を高めるためであれば、能力低下を起こしている原因は何かを探す視点で分析していきます。この場合は、まず全体像をみることが大切です。 ②症状との関連を調べるためであれば、症状(痛み... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法歩行分析歩行破行 歩行分析の基礎まとめ②〜ロッカー機能、下肢モーメント(筋活動)、異常パターン〜 2021年10月5日 正常歩行にみる3つのロッカー機能 heel rocker heel rockerは、踵を回転軸の中心とした制御機構です。その役割は、IC~LRでの重心の落下に対する衝撃吸収です。主に前脛骨筋や大腿四頭筋の遠心性収縮によって制御されます。 ankle rocker ankle rockerは、足関節を回転軸の中心とした制... Rui/forPT