体幹・腰部 評価治療アプローチ椎間関節性腰痛 椎間関節性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月15日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 腰椎の可動域 腰椎全体の可動域は、屈曲45〜55°、伸展15〜25°、側屈20°、回旋5〜7°とされ、股関節の屈曲伸展と組み合わさり体幹全体の矢状面での主要な回転中心を形成する¹⁾とされています(図1、2)。※腰椎可... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法評価アプローチ椎間板性腰痛 椎間板性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月15日 椎間板の構造と内圧 椎間板の構造 椎間板は、外側の強固な線維輪と内側の髄核、 隣接する椎体を強固に連結する硝子軟骨組織である軟骨終板で構成されます(図1)。 図1 椎間板の構造1)より画像引用(右側) 荷重における椎間板の歪み 脊柱の前方を圧迫する(屈曲を模倣)と髄核は後方移動し、後方繊維輪に剪断ストレスが生じます²⁾... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法評価リハビリ腰痛 特異的腰痛の診断基準と腰痛のred flags 2023年7月9日 腰椎椎間板ヘルニアの診断基準 腰椎椎間板ヘルニアでは、MRI画像上の椎間板ヘルニア(椎間板の膨隆や脱出)と病歴、臨床所見などを照らし合わせて診断が行われるのが一般的です。 MRI画像だけで診断されない理由としては、無症候性の椎間板ヘルニアが高頻度に存在することが挙げられます。健常者200名の腰椎MRIでは、椎間板ヘルニ... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法腰痛非特異的腰痛特異的腰痛 腰痛概論〜分類と評価ツール〜 2023年7月9日 腰痛の定義と分類 腰痛とは、腰部を主とした痛みやはりなどの不快感といった症状の総称です。 医師の診察および画像の検査(X 線やMRI など)で腰痛の原因が特定できる特異的腰痛と、厳密な原因が特定できない非特異的腰痛に分けられます¹⁾。 一般に、特異的腰痛は約15%、非特異的腰痛は約85%の割合²⁾とされており、これ... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法リハビリ触診アライメント 骨盤荷重伝達障害の評価とアプローチまとめ⑤〜骨盤帯のアライメント評価、アプローチ、臨床動画〜 2023年2月19日 骨盤帯のアライメント評価 骨盤帯の非対称性(マルアライメント)が腰痛の原因になりうるとの報告¹⁾²⁾は散見されますが、エビデンスに関しては賛否両論です。実際の臨床では、骨盤帯のマルアライメント修正(左右差の減少)に対するアプローチによって腰痛などの症状が改善するケースもあるため、その評価方法についてご紹介します。 寛骨... Rui/forPT
体幹・腰部 骨盤荷重伝達障害の評価とアプローチまとめ④〜ASLRテストによる骨盤荷重伝達の評価〜 2023年2月18日 ASLRテストによる骨盤荷重伝達の評価 Lee¹⁾は、骨盤荷重伝達に関して、ASLRテスト実施の際に骨盤帯に圧縮力を加える位置を様々に変化させる評価法を提案しています。 骨盤帯への圧縮方向のバリエーション 骨盤帯に圧縮力を加える方向には、以下5つのバリエーションが挙げられます。 【ASLRテストにおける骨盤帯への圧縮方... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法大殿筋股関節伸展運動PHE 骨盤荷重伝達障害の評価とアプローチまとめ③〜腹臥位股関節伸展運動(PHE)の機能解剖学的調査〜 2023年2月16日 腹臥位股関節伸展運動(PHE)の機能解剖学的調査 腹臥位で膝関節伸展 0 °位の一側下肢伸展挙上動作(Prone Hip Extension:以下PHE)について機能解剖学的調査をご紹介します。 PHEにおける下肢・体幹筋の運動パターン Kamelら¹⁾は、2021年のシステマティックレビューでPHEにおける下肢・体幹... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法評価リハビリaSLR 骨盤荷重伝達障害の評価とアプローチまとめ②〜ASLRの機能解剖学的調査〜 2023年2月16日 ASLRの機能解剖学的調査 ASLRの機能解剖学的調査についてご紹介します。 ASLRにおける主観的な下肢の重さと下肢・体幹筋活動の関係 岡本ら¹⁾は、11名の男性健常者を対象とした調査で、ASLR時に重いと感じる下肢の反対側の外腹斜筋および中殿筋の活動性低下を報告しています(図1)。 図1 ASLRにおける主観的な下... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法評価aSLR骨盤荷重伝達障害 骨盤荷重伝達障害の評価とアプローチまとめ①〜判定基準(片脚立位テスト、ASLRテスト)〜 2023年2月16日 骨盤荷重伝達障害とは ある課題において要求されるアライメントやバイオメカニクス、もしくはコントロールが最適ではない状態を力の伝達不良(failed load transfer:FLT)¹⁾と呼びます。 「体重を乗せにくい」「下肢の筋力を発揮しにくい」ことを主訴とする機能異常は、骨盤荷重伝達障害(failed load ... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法リハビリアプローチ理学療法士 胸郭の理学療法まとめ⑤〜胸郭に対するアプローチ〜 2023年2月15日 胸郭に対するアプローチ 実際の臨床において、比較的簡単に行えるアプローチ例をご紹介します。 上部腹筋群および上腹部軟部組織のリラクゼーション 【目的】・上部腹筋群の過緊張緩和・胸椎伸展可動域拡大・下位胸郭横径拡張制限の改善【方法】胸郭横径拡張制限のある側の胸郭下縁を把持するように、腹側から背側に向かって手指をやや深く潜... Rui/forPT