背筋群の機能解剖学と臨床応用(触診・ストレッチング・トレーニング)

背筋群の機能解剖と臨床実践

最長筋

1)2)3)を参考に作成

最長筋は、胸最長筋、頸最長筋、頭最長筋を含む一塊として、脊柱起立筋群の中で最も大きく、最も発達した筋柱を構成する⁴⁾とされます。

固有背筋のうち、脊柱の伸展モーメントの約80%は外側群(最長筋と腸肋筋)が担う⁵⁾⁶⁾とされています。

腰椎の生理的前弯位を保った良姿勢での静止座位では、力学的に腹筋群はほとんど必要なく、腰背筋だけが活動し、その中でも最長筋および多裂筋が主に活動し、腸肋筋はほとんど活動しない⁷⁾とされます(図1)。

図1 静止座位における腰背筋の活動比率

【触診】

胸最長筋は、下位胸椎から上位腰椎の高位で、棘突起から約3cm外側⁸⁾で触れることができます。

【ストレッチング】

胸最長筋は、背臥位で両下肢を抱え込むようにし、同側胸郭下部を床面方向へ軽く抑え固定した状態で、骨盤を後傾・対側回旋させることで伸長することができます(図2)。

図2 胸最長筋のストレッチング

腸肋筋

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