頚部 頸部痛の理学療法まとめ③〜頸部伸展自動運動テスト、治療的評価法、徒手療法、頸部運動パターン修正エクササイズ〜 2022年6月10日 頸椎伸展の自動運動テスト 頸椎伸展の自動運動テスト¹⁾(図1)では、頸椎の可動性、動作時痛の有無、運動パターン、筋活動などを評価することができます。 図1 頸椎伸展の自動運動テストa:通常例(頭部位置が肩より後方)、b .上位頸椎での伸展が優位な例(頭部位置が肩より前方)1)より画像引用 検査方法 対象者は、頸部の伸展... Rui/forPT
頚部 徒手検査法整形外科的テスト理学療法評価 頸部痛の整形外科テスト〜頸椎ストレステスト・緩和テスト、椎骨動脈の循環評価、胸郭出口症候群の徒手検査法〜 2022年6月10日 頸椎ストレステストおよび緩和テスト 【Spurling's test(スパーリングテスト)】 検査方法 対象者は、頸部を検査側に側屈(または+対側回旋)をします。検査者は、対象者の頭部を上方から下方に向かって圧迫します。検査による症状の増悪を防ぐために圧迫は慎重に行いましょう。判断基準 検査側の上肢に放散痛や痺れが出現... Rui/forPT
頚部 カップルドモーション可動域座位デスクワーク理学療法 頸部痛の理学療法まとめ②〜頸椎の可動域、カップルドモーション、上半身質量中心および座圧中心と頸椎アライメントの関連性〜 2022年6月7日 頸椎の可動域 頸椎は7つ存在し(図1)、C0〜C2を上位頸椎、C3〜C7を下位頸椎と呼びます。 図1 頸椎のイラスト 頸部の運動には、屈曲・伸展、側屈、回旋があり、上位胸椎(T1〜T4)とも協調して動きます。 頸椎の可動域は、各椎間関節間で異なります(図2)。 図2 脊柱の各椎間関節間の可動域(CERVICAL:頸椎、... Rui/forPT
頚部 red flagsリハビリ理学療法解剖学 頸部痛の理学療法まとめ①〜頸部の解剖学、リスク管理(red flags)〜 2022年6月7日 頸部の解剖学 頸部の区分と筋肉 頸部は、前頸部、胸鎖乳突筋部、外側頸三角部(後頸三角)、後頸部に分けられます¹⁾²⁾(図1、2)。 図1 頸部の区分と筋肉1)より画像引用 前頸部は、両側の胸鎖乳突筋前縁と下顎骨の下縁で囲まれた領域です(図2)。さらに細かく、A .顎下三角、B .オトガイ下三角、C .頸動脈三角、D.筋... Rui/forPT