姿勢・筋膜 理学療法評価アライメント正常 姿勢・アライメントの基準まとめ①〜立位姿勢の理想的なアライメント、良い姿勢の判断基準姿勢、頭部前方位〜 2023年1月4日 立位姿勢の理想的なアライメント 安静立位とは、自発的な身体動揺が少ない、姿勢を乱すような重力の影響が最小、筋活動やエネルギー消費が最小¹⁾であることが挙げられています。この安静立位(立位姿勢)における理想的なアライメントは、1889年にBrauneとFischerによって示されています。 以下は、矢状面および前額面にお... Rui/forPT
足関節 理学療法治療インソールテーピング 足関節の理学療法まとめ⑥〜足関節周囲の疼痛に対するテーピングとPAD〜 2022年9月16日 足関節周囲の疼痛に対するテーピングとインソールPAD 足関節周囲の疼痛に対して、テーピングやインソールPADを貼付する目的には以下の3つが挙げられます。 【足関節周囲の疼痛にテーピングおよびインソールPADを貼付する目的】①疼痛改善(メカニカルストレスの軽減)②動きの改善③アライメントの矯正(インソールPADのみ) ①... Rui/forPT
足関節 理学療法触診足関節動画 足関節の理学療法まとめ⑤〜足部の骨触診〜 2022年9月16日 足部の骨触診 距骨の触診 距骨は、足関節前面で、脛骨の真下(足関節くぼみの下)や脛骨内果の前方部で触れることができます(図1)。 図1 距骨の位置(右足内側および前方より観察) 距骨の内外側を把持するように触察することで、回内足と回外足の判断をするのに役立ちます。 自分の足で『距骨』を触診してみましょう🎥... Rui/forPT
足関節 理学療法評価足部扁平足 足関節の理学療法まとめ④〜FPIー6による回内足/回外足の判断〜 2022年9月16日 FPIー6は足部が回内足なのか、回外足なのかを点数化し判断する指標です。6つの検査項目があります。再現性が高く、歩行中のアライメントを中等度反映できるとされています。以下、FPI-6の評価項目になります。 FPI–6(回内足・回外足の判断) ①距骨の触診 足関節の前方で距骨頭を触診します。距骨下関節が回内すると内側で、... Rui/forPT
足関節 理学療法足関節leg heel angle後足部角 足関節の理学療法まとめ③〜leg heel angle、後足部角、feiss line、後足部のアライメントタイプ〜 2022年9月12日 足部の評価指標 leg heel angle(下腿踵骨角) leg heel angle(下腿踵骨角)は、下腿の二等分線(またはアキレス腱の延長線)と踵骨の二等分線がなす角度です(図1)。 図1 leg heel angle 距骨下関節の回内・回外の程度を反映していると考えられています。ただし、leg heel ang... Rui/forPT
足関節 理学療法歩行足関節運動連鎖 足関節の理学療法まとめ②〜足部の運動学、運動連鎖、歩行における距骨下関節運動〜 2022年9月9日 足部の運動学 足関節の運動には、底屈、背屈、内転、外転、回内、回外があります。また複合運動として、内返し(底屈・内転・回外)と外返し(背屈・外転・回内)があります。 距腿関節の運動 足関節の底屈および背屈運動は、ほぞ穴構造を有する距腿関節が主となり行われます(図1)。 図1 距腿関節の運動 距骨下関節の運動 距骨下関節... Rui/forPT
足関節 理学療法足関節機能解剖学ウィンドラス機構 足関節の理学療法まとめ①〜足部の機能解剖学とアーチ構造〜 2022年9月9日 足部の機能解剖学 足部の骨と部位 足部は、7つの足根骨(踵骨、距骨、楔状骨、立方骨、舟状骨)と5本の中足骨と14個の趾骨の計26個の骨で構成されます(図1)。 図1 足部の骨名称(右側) 足部は、後足部(踵骨、距骨)、中足部(舟状骨、立方骨、楔状骨)、前足部(中足部、基節骨、中節骨、末節骨)の3つに分けられます(図2)... Rui/forPT
股関節 理学療法股関節レントゲンX線 股関節の理学療法まとめ③〜レントゲン画像〜 2022年6月13日 股関節のレントゲン画像 股関節のレントゲン画像では、CE角、Sharp角、shenton線、クロスオーバーサインといった指標を見て読み取れるとよいでしょう。 CE角 CE角とは、骨頭中心を通る垂線と骨頭中心から臼蓋外側縁を結ぶ線でなされる角度です(図1)。 図1 CE角 Sharp角 Sharp角とは、左右の涙痕下縁を... Rui/forPT
股関節 理学療法股関節診断基準臼蓋形成不全 股関節の理学療法まとめ②〜骨頭求心位の重要性、臼蓋形成不全と股関節痛、骨盤傾斜と股関節の接地面積〜 2022年6月12日 股関節骨頭求心位の重要性 股関節では、寛骨臼に対して大腿骨頭が求心位を保った状態で活動・機能することが重要です。 臼蓋形成不全やFAI、アライメント異常などの構造的問題、股関節周囲の軟部組織の滑走性低下や可動性低下、筋活動不均衡などによって引き起こされる機能的問題は、ときに股関節不安定性を引き起こし、求心位から逸脱させ... Rui/forPT
股関節 理学療法原因股関節グローインペイン症候群 股関節の理学療法まとめ①〜股関節周囲の疼痛原因一覧、大腿骨寛骨臼インピンジメント症候群(FAI)、グローインペイン症候群(鼠径部痛)〜 2022年6月12日 股関節周囲の疼痛原因一覧 股関節周囲で疼痛を引き起こす原因¹⁾には以下が挙げられています。 【股関節前面】・肉離れ(内転筋、大腿四頭筋、腸腰筋、腹直筋)・腸腰筋滑液包炎、腸恥包炎・鼠径ヘルニア・恥骨結合機能不全・股関節唇損傷・大腿寛骨臼インピンジメント(FAI)・股関節症・大腿四頭筋打撲・内側弾発股 【股関節外側面】・... Rui/forPT