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足関節の理学療法まとめ⑥〜足関節周囲の疼痛に対するテーピングとPAD〜

足関節周囲の疼痛に対するテーピングとインソールPAD

足関節周囲の疼痛に対して、テーピングやインソールPADを貼付する目的には以下の3つが挙げられます。

【足関節周囲の疼痛にテーピングおよびインソールPADを貼付する目的】
①疼痛改善(メカニカルストレスの軽減)
②動きの改善
③アライメントの矯正(インソールPADのみ)

①疼痛改善は、その場で痛みが緩和するのを目的にテーピングやインソールPADを貼付します。徐痛のメカニズムとしては、アライメント変化や筋活動の促通・抑制を起こすことで、疼痛に繋がるメカニカルストレスを軽減することが挙げられます。

②動きの改善は、歩行や動作を良好にする目的でテーピングやインソールPADを貼付します。一つの処置に対して、歩行分析や動作分析をこまめに行うことで、動きが良好となる処置を選択していきます。これは入谷式インソールを処方する際によく行われる手法になります。動きの改善は、結果として徐痛であったりパフォーマンスの向上を目的としています。

③アライメントの矯正は、足部アライメントを矯正する目的で処方されるインソールがあります。靴を補高したり、硬度の高いインソールを採型することで足部アライメントの修正および矯正を目的とします。義肢装具士が採型します。

ここでは、臨床で多く遭遇する回内足由来の足関節痛(足底腱膜炎やアキレス腱炎、後脛骨筋腱炎など、図1)に対する①疼痛改善を目的としたテーピングやインソールPADを主体にご紹介していきます。

図1 回内・扁平足の症例(右足部で特に距骨下関節過回内傾向)

回内足由来の足関節痛では、距骨下関節過回内内側縦アーチ低下が問題となるケースが非常に多くみられます。

内側楔状骨挙上テーピング

第3中足骨頭から内側楔状骨を持ち上げるようにテープを貼ります¹⁾。テープの幅は25mmです。

 

距骨下関節回外誘導テーピング①

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