理学療法 【拘縮シリーズの最新作】膝関節拘縮の評価と運動療法は買うべきか? 2020年2月7日 「膝が痛いんです」に出会わない理学療法士はゼロです。 それぐらい膝関節痛は、どの世代、どの競技、どの疾患でも抱えうる症状です。 さて今回、理学療法士に大人気の運動と医学の出版社から、“股関節拘縮の評価と運動療法”に続き、 “膝関節の拘縮と評価と運動療法” が出版されました。(2020/2/7現在は出版社ホームページから... Rui/forPT
理学療法 骨盤帯のアライメント評価①~寛骨を前傾させる組織とは~ 2020年2月2日 その骨盤帯の歪み(マルアライメント)、何の組織によって引き起こされているか知りたくありませんか? 骨盤帯のズレ(非対称性)が腰痛の原因になりうる1)2)ことは、広く理解がされていることだと思います。 理学療法においても、治療の一環として、骨盤帯の正中化や修正を図ることがあります。 (もちろん、腰痛患者に対して骨盤がず... Rui/forPT
理学療法 大腿直筋の起始は3つある!~各線維の走行を考慮したストレッチング方法とは~ 2020年1月17日 大腿直筋の起始は3つあるのをご存じですか? 大腿直筋の起始は? と聞かれて、 下前腸骨棘 と真っ先に答える方は多いと思います。 しかし、それだけではありません。 基礎運動学や解剖の教科書をよくよくみると、 下前腸骨棘および寛骨臼の上縁1)2) と記載があります。 この寛骨臼の上縁に付着する線維が、 反回頭(または屈曲頭... Rui/forPT
理学療法 骨盤帯における3つの運動学 2020年1月13日 骨盤帯は、上半身と下半身の繋ぎ目であり、体の土台です。 だから大事なんです。 ここでいう骨盤帯とは、左右の寛骨、仙骨、尾骨から構成される、いわゆる骨盤を指します。 骨盤帯には、仙骨と腸骨からなる仙腸関節と、2つの恥骨を繋ぐ恥骨結合、仙骨と尾骨からなる仙尾連結が存在します1)。 また、隣接する腰椎や股関節とは、運動学的... Rui/forPT
理学療法 【拘縮シリーズ】股関節拘縮の評価と運動療法は買うべきか? 2020年1月13日 人気シリーズ「○○拘縮の評価と運動療法」の最新作を待ちわびていた理学療法士は多いのではないでしょうか? 運動と医学の出版社は、いまや大人気です。 さて早速、今作を買うべきかどうか ですが、 結論から言って、、、 買って損はしません! そう言えるのにはもちろん理由があります。(※本記事の作成者は決して運動と医学の出版... Rui/forPT
理学療法 仙腸関節の運動学~インフレアとアウトフレア~ 2019年12月9日 仙腸関節で大事な運動は 4つ あります! それは、、、 ニューテーションカウンターニューテーションインフレアアウトフレア この4つの運動です1)。 ニューテーションとカウンターニューテーションについては、こちらにまとめています⏬⏬ https://forphysicaltherapist.c... Rui/forPT
理学療法 仙腸関節の運動学~ニューテーションとカウンターニューテーション~ 2019年12月6日 慢性腰痛のうち、約13%が仙腸関節痛です1)。 かつては、 不動の関節と呼ばれた仙腸関節も、 現在では、 腰痛治療の対象として重要な関節のひとつです。 運動範囲は、2°~4°未満の回転運動と1~2mmの並進運動であり、非常に小さいのが特徴です1)2)。 運動範囲が小さいために、三次元での動作解析は不十分な現状ではあ... Rui/forPT
理学療法 胸郭出口症候群の解剖学~圧迫・牽引される3か所とは~ 2019年11月10日 胸郭出口症候群に自信を持った理学療法を展開できていますか? 神経症状が絡むと、なんとなくつかみどころがなくて難しいし、とりあえず良い姿勢をとってもらおう! といった治療展開になっていませんでしょうか? 姿勢を修正することで、症状の改善が得られるケースはもちろんありますが、 それだけでは壁にぶち当たることもあります。 胸... Rui/forPT
理学療法 患者さんに力を抜いてもらうには~筋緊張に影響する因子と対処法~ 2019年11月4日 「力を抜いて下さい」ってよく患者さんに言ってませんか? そうは言っても、なかなか力みが抜けないのが患者さんですよね。 そもそも患者さんは、力が入っているという自覚が無いことも、よくあります。 セラピストがROMex.やストレッチを行うときには、すごくやっかいです。 この「力み」は、筋緊張の異常(亢進)と考えられます。 ... Rui/forPT
理学療法 股関節深層外旋6筋の作用とストレッチ方法 2019年10月20日 梨状筋だけストレッチしていませんか? これは一例ですが、 梨状筋症候群の患者に対して、梨状筋のストレッチだけ行っても必ずしも良くはなりません。 梨状筋よりも下方にある内閉鎖筋や上・下双子筋で坐骨神経の圧迫を受けるケースもあります1)。 この場合は、内閉鎖筋や上・下双子筋にアプローチしなければ症状の改善は得られないのです... Rui/forPT