股関節 筋肉作用起始停止支配神経 股関節の筋肉の起始停止・作用・支配神経 2024年8月28日 股関節の筋肉(触診あり) 大腰筋 起始:第12胸椎~第5腰椎の椎体側面と椎間板停止:大腿骨小転子作用:股関節屈曲、脊柱の側方への側屈、座位における体幹位置のバランス保持、両側の収縮で背臥位から状態を起こす支配神経:大腿神経、腰神経叢から直接の筋枝 大腰筋は、体幹と下肢を結ぶ人体唯一の筋肉¹⁾です。大腰筋の作用は、股関節... Rui/forPT
股関節 理学療法評価股関節グローインペイン症候群 グローインぺイン症候群(鼠径部痛)の病態とリスクファクター 2023年9月19日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 グローインペイン症候群とは グローインペイン症候群は、鼠径部周囲に生じる疼痛全般と捉えられています。 ただし、器質的変化は伴わず、骨盤周囲の機能異常による鼠径部痛1)と定義される場合もあります。 原因は複数存在し、確... Rui/forPT
股関節 腸腰筋トーマステストThomasテストThomasテスト変法 Thomasテスト変法の観察による運動分析 2023年5月11日 Thomasテスト変法の観察による運動分析 Thomasテスト変法では、検査側の下肢が浮いてくる方向を観察することで股関節伸展制限因子(筋原性)の予測が立てられます。これにより効率よく制限因子の鑑別評価を進めていくことができます。 具体的には、股関節屈曲作用のある筋肉の起始停止(水平断)に着目して運動の軌跡を観察します... Rui/forPT
股関節 アプローチトレーニング腸腰筋エクササイズ 腸腰筋の徒手アプローチとエクササイズ 2023年5月9日 大腰筋の徒手アプローチ 大腰筋のリラクゼーション(過緊張状態改善)や滑走性改善を目的とした徒手アプローチをご紹介します。... Rui/forPT
股関節 触診腸腰筋トーマステストThomasテスト 腸腰筋の短縮テスト(Thomasテスト変法)と触診 2023年5月9日 腸腰筋の短縮テスト(Thomasテスト変法) 腸腰筋の短縮は、Thomasテストによって評価することができます(図1)。 Thomasテストでは、背臥位で対側股関節を屈曲した際に、検査側の下肢が浮いてくると陽性になります。 Thomasテストはその妥当性が報告されている一方で、Harbey¹⁾によって、Thomasテス... Rui/forPT
股関節 歩行腸腰筋走行代償 腸腰筋の歩行と走行における働きと筋力低下を代償する筋群 2023年5月9日 歩行と走行における腸腰筋の働き 歩行における腸腰筋の働き 歩行において、腸腰筋全体では足底離地の前にはじまり遊脚初期まで筋活動が続く(立脚期後半〜遊脚期前半)¹⁾ことがわかっています(図1)。 図1 歩行周期における腸腰筋の働き また、毎秒2m以上の歩行速度になった場合、大腰筋と腸骨筋の活動がそれ以下の歩行速度と比較し... Rui/forPT
股関節 理学療法機能解剖学腸腰筋 腸腰筋の機能解剖学と役割 2023年5月8日 腸腰筋の機能解剖学 腸腰筋は、大腰筋、腸骨筋、小腰筋*の3筋で構成されます(図1)。✳︎小腰筋が確認できるのは約60〜65%の人のみ¹⁾とされています。 図1 腸腰筋 大腰筋²⁾起始: 浅層→第12胸椎から第1〜4腰椎の椎体および椎間板の側面 深層→第1〜5腰椎の肋骨突起停止:大腿骨の小転子作用:股関節屈... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 骨盤帯臨床評価ストークテスト 骨盤帯・股関節の臨床評価まとめ③〜片脚立位における骨盤帯の動きの評価、骨盤帯の臨床評価の実際〜 2023年4月28日 片脚立位における骨盤帯の動きの評価 片脚立位における骨盤内(仙腸関節)の動きを評価する方法として、ストークテスト(Gillet test、運動学的テスト)¹⁾²⁾³⁾があります。 【ストークテスト(図1、図2)】 図1 ストークテスト(図では荷重側の骨盤帯の動きを評価) 図2 ストークテスト(触診位置) 評価方法①対象... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 触診仙腸関節股関節外旋筋群 骨盤帯・股関節の臨床評価まとめ②〜仙腸関節を制動する筋肉および靭帯、股関節外旋筋群の機能解剖学〜 2023年4月28日 仙腸関節を制動する筋肉および靭帯 仙腸関節の運動を制御する筋肉および靱帯について以下に整理します。 ・ニューテーションを制御する筋肉および靭帯(図1) 図1 ニューテーションを制御する筋肉および靭帯 ニューテーションを制御する筋肉および靱帯・仙結節靭帯・仙棘靭帯・前仙腸靭帯(前上方繊維束、前下方繊維束)・大腿二頭筋 仙... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 運動学骨盤股関節構造 骨盤帯・股関節の臨床評価まとめ①〜骨盤帯の構造と運動〜 2023年4月28日 骨盤帯の構造と運動 骨盤帯の骨構造 骨盤帯は、仙骨、尾骨、寛骨で構成され、関節は左右の仙腸関節、恥骨結合、仙尾連結があります(図1)。 図1 骨盤帯の骨と関節 寛骨は、腸骨、恥骨、坐骨で構成されます(図2)。 図2 寛骨を構成する3つの骨 腸骨には、腹筋群(腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋)、背筋群(腰方形筋、腰腸肋筋、最長... Rui/forPT