![骨盤帯・股関節の臨床評価まとめ③〜片脚立位における骨盤帯の動きの評価、骨盤帯の臨床評価の実際〜](https://forphysicaltherapist.com/wp-content/uploads/2023/04/骨盤帯臨床評価サムネ③.png)
片脚立位における骨盤帯の動きの評価
片脚立位における骨盤内(仙腸関節)の動きを評価する方法として、ストークテスト(Gillet test、運動学的テスト)¹⁾²⁾³⁾があります。
【ストークテスト(図1、図2)】
![](https://assets.st-note.com/img/1677945222413-lT4Q7WiKtq.png)
図1 ストークテスト
(図では荷重側の骨盤帯の動きを評価)
![](https://assets.st-note.com/img/1677945227290-poS1H9nH7F.png)
図2 ストークテスト(触診位置)
評価方法
①対象者は立位となります。
②検査者は、対象者の後方に片膝立ち位または膝立ち位で位置します。検査者は、片方の母指をPSISへ、もう片方の母指を第2仙椎(S2)または下外側角(ILA)に触れておきます。
③対象者は、一方の下肢で立つように指示し、対側下肢は下腹部近くまで股関節と膝関節を屈曲します。
④検査者は、片脚立位に伴う寛骨および仙骨の動く方向を感じ取ります。