仙腸関節・骨盤 作用起始停止支配神経骨盤 骨盤底筋群の起始停止・作用・支配神経 2024年8月28日 骨盤の筋肉(触診あり) 外肛門括約筋 起始:尾骨の先端、肛門尾骨靭帯停止:深部の繊維は、肛門管を囲み 尾骨の後ろ側と後部と会陰の中心部の前方に付着する作用:肛門外口の閉鎖支配神経:陰部神経からの会陰神経と下直腸神経 球海綿体筋 起始: 男性:陰嚢縫線、尿道球、会陰体 女性:会陰体停止: 男性:会陰膜、海綿体、尿道球... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 評価アプローチ転倒急性外傷 転倒後の仙骨部痛ー急性外傷の知識と症例報告ー 2023年10月8日 症例紹介と受傷機転 症例は、30代女性です。受傷機転は、雨の日に屋外の階段降りで足を滑らせ尻餅をつき仙骨下部を強打しました。 受傷直後より歩行は可能でしたが、仙骨部には動作時痛および違和感がみられました。感覚鈍麻や痺れなどの明らかな神経症状はみられませんでした。 時系列に倣いまずは、本症例のリスク管理に必要な急性外傷の... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 理学療法評価アプローチ仙腸関節 仙腸関節性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月31日 仙腸関節の構造 仙腸関節の骨・関節構造 仙腸関節は、仙骨と腸骨の間に位置し、関節包と滑液、関節軟骨、滑膜を持つ滑膜性関節です。 仙腸関節の運動範囲は、2~4°未満の回転運動と1~2mmの並進運動であり、非常に小さい¹⁾とされています(図1)。 図1 仙腸関節の運動範囲 仙腸関節の役割 仙腸関節は荷重負荷や床半力を受けと... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 骨盤帯臨床評価ストークテスト 骨盤帯・股関節の臨床評価まとめ③〜片脚立位における骨盤帯の動きの評価、骨盤帯の臨床評価の実際〜 2023年4月28日 片脚立位における骨盤帯の動きの評価 片脚立位における骨盤内(仙腸関節)の動きを評価する方法として、ストークテスト(Gillet test、運動学的テスト)¹⁾²⁾³⁾があります。 【ストークテスト(図1、図2)】 図1 ストークテスト(図では荷重側の骨盤帯の動きを評価) 図2 ストークテスト(触診位置) 評価方法①対象... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 触診仙腸関節股関節外旋筋群 骨盤帯・股関節の臨床評価まとめ②〜仙腸関節を制動する筋肉および靭帯、股関節外旋筋群の機能解剖学〜 2023年4月28日 仙腸関節を制動する筋肉および靭帯 仙腸関節の運動を制御する筋肉および靱帯について以下に整理します。 ・ニューテーションを制御する筋肉および靭帯(図1) 図1 ニューテーションを制御する筋肉および靭帯 ニューテーションを制御する筋肉および靱帯・仙結節靭帯・仙棘靭帯・前仙腸靭帯(前上方繊維束、前下方繊維束)・大腿二頭筋 仙... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 運動学股関節骨盤構造 骨盤帯・股関節の臨床評価まとめ①〜骨盤帯の構造と運動〜 2023年4月28日 骨盤帯の構造と運動 骨盤帯の骨構造 骨盤帯は、仙骨、尾骨、寛骨で構成され、関節は左右の仙腸関節、恥骨結合、仙尾連結があります(図1)。 図1 骨盤帯の骨と関節 寛骨は、腸骨、恥骨、坐骨で構成されます(図2)。 図2 寛骨を構成する3つの骨 腸骨には、腹筋群(腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋)、背筋群(腰方形筋、腰腸肋筋、最長... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 理学療法評価仙腸関節体幹 仙腸関節の理学療法まとめ⑤〜仙腸関節障害の理学療法評価Ⅱ〜 2022年1月2日 仙腸関節障害の理学療法評価Ⅱ 股関節伸展運動を用いた仙腸関節の安定性機能評価 大殿筋と対側の広背筋には、筋膜連結があります。 例えば、左側の大殿筋は、胸腰筋膜後葉の浅層を介して右側の広背筋と繋がっています(下図参照)。 大殿筋と対側の広背筋の筋膜連結1)より画像引用一部改変 そして、大殿筋と対側の広背筋の筋膜連結が正常... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 理学療法評価仙腸関節ニューテーション 仙腸関節の理学療法まとめ④〜仙腸関節障害の理学療法評価〜 2021年10月13日 仙腸関節障害の理学療法評価 問診による疼痛部位の聴取 問診によって疼痛部位を聴取することで、仙腸関節痛の可能性をある程度予測することができます。仙腸関節痛または仙腸関節障害由来の疼痛を生じるのは以下の黒またはグレーで囲った部位になります(図1)。 図1 仙腸関節由来の疼痛部位100例1)より画像引用一部改変 特に、PS... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 理学療法運動学仙腸関節ニューテーション 仙腸関節の理学療法まとめ③〜前屈・後屈動作における仙腸関節の運動学〜 2021年10月11日 前屈動作における仙腸関節の運動学¹⁾ 【前屈初期~前屈最終域】前屈開始直後は、骨盤帯が後方へシフトします。この時、仙骨はニューテーションの位置にあります。そこから、左右の寛骨が大腿骨上で前傾し、腰椎が仙骨上で屈曲するにつれて、上後腸骨棘は頭側(上方)へ動いていきます。体幹の屈曲につれて、仙結節靭帯、大腿二頭筋、胸腰筋膜... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 理学療法筋肉リハビリ治療 仙腸関節の理学療法まとめ②〜仙腸関節の運動学と筋肉および靭帯による制御〜 2021年10月10日 仙腸関節の運動学 かつて「不動の関節」とも呼ばれた仙腸関節ですが、今では「動く」のがあたり前の解釈となっています。 仙腸関節の運動範囲は、2°~4°未満の回転運動と1~2mmの並進運動¹⁾であり、非常に小さいのが特徴です。 この小さな動きのなかに、4つの運動があります。 仙腸関節の4つの運動・ニューテーション・カウンタ... Rui/forPT