仙腸関節・骨盤 評価触診アライメント骨盤 骨盤帯の触診とアライメント評価 2024年10月31日 骨盤の触診と評価精度を高めるポイント 利き目の確認 目の優位性とは、片方の眼の視覚入力が他方の眼よりも優先される現象¹⁾をいいます。優位な眼で見る方が視覚情報の処理が優れている¹⁾との報告や、乱視の程度が低い²⁾との報告がみられます。 目の優位性を判断する方法は、1919年に紹介されたDolman Method³⁾(h... Rui/forPT
足関節 筋肉触診作用起始停止 下腿の筋肉の起始停止・作用・支配神経 2024年8月28日 下腿の筋肉(触診あり) 前脛骨筋 起始:脛骨外側顆、脛骨外側面の近位2分の1停止:内側楔状骨の内側足底面と第1中足骨底作用:足関節の背屈と内反支配神経:深腓骨神経 前脛骨筋は、内側縦アーチを挙上する機能があり、足部が床面に固定されている条件下では、下腿を前傾します¹⁾。歩行においては、荷重応答期(ローディングレスポンス... Rui/forPT
体幹・腰部 筋肉触診作用起始停止 腹部の筋肉の起始停止・作用・支配神経 2024年8月28日 腹部の筋肉(触診あり) 内腹斜筋 起始:胸腰筋膜深葉、腸骨稜の前3分の2、上前腸骨棘 鼡径靱帯の外側2分の1停止:第10~12肋骨の下縁作用:腹部臓器の圧迫と保持、体幹の屈曲と同側回旋支配神経:肋間神経(T8-T12)、腸骨下腹神経、腸骨鼠径神経 内腹斜筋横行下部繊維は、仙腸関節に剪断しようとする働きが生じる場合、... Rui/forPT
体幹・腰部 触診ストレッチトレーニング脊柱起立筋 背筋群の機能解剖学と臨床応用(触診・ストレッチング・トレーニング) 2024年5月26日 背筋群の機能解剖と臨床実践 最長筋 1)2)3)を参考に作成 最長筋は、胸最長筋、頸最長筋、頭最長筋を含む一塊として、脊柱起立筋群の中で最も大きく、最も発達した筋柱を構成する⁴⁾とされます。 固有背筋のうち、脊柱の伸展モーメントの約80%は外側群(最長筋と腸肋筋)が担う⁵⁾⁶⁾とされています。 腰椎の生理的前弯位を保っ... Rui/forPT
体幹・腰部 筋肉触診作用ストレッチ 腹筋群の機能解剖学と臨床応用(触診・ストレッチング・トレーニング) 2024年5月25日 腹筋群の機能解剖と臨床応用 腹直筋 1)2)3)を参考に作成 腹直筋は、骨盤が固定されたときには胸郭を引き下げ体幹を屈曲し、胸郭が固定されたときには骨盤を後傾させる⁴⁾とされています。また、腹直筋の弱化は腰椎の前腕を増強し、慢性腰痛の原因となる⁴⁾とされています。 腹直筋は、臍より上方を腹直筋上部繊維、臍より下方を腹直... Rui/forPT
足関節 筋肉触診作用足関節 足関節の筋肉作用と触診 2024年5月25日 距腿関節および距骨下関節を横断する筋肉配列 距腿関節および距骨下関節を横断する筋肉配列を理解することで、各筋の作用を理解することができます(図1)。 図1 距腿関節および距骨下関節を横断する筋肉配列 1)を参考に作成 背屈・内返しする筋肉 足関節を背屈・内返しする筋肉には、長母趾伸筋および前脛骨筋が挙げられます(図2)... Rui/forPT
体幹・腰部 解剖触診トレーニング骨盤底筋群 骨盤底筋群の機能解剖学と触診・トレーニング 2023年12月31日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 骨盤底筋群の3層構造 骨盤底筋群は 3 層¹⁾から構成され、複数の筋群からなります。 第1層 浅会陰横筋、球海綿体筋、会陰腱中心、外肛門括約筋で構成され、尿道口、膣口、肛門の開閉など多くの機能をもった括約筋群で構... Rui/forPT
肩関節 触診トレーニング機能解剖学前鋸筋 前鋸筋の機能解剖学と触診・トレーニング法 2023年11月24日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 前鋸筋の解剖 【起始】 第1~9肋骨 【停止】 肩甲骨: 上部(上角) 中部(内側縁) 下部(下角) 【作用】 前鋸筋全体: 肩甲骨を前外方へ引く 肋骨挙上(上肢固定下) 下部: 下角を前外方に引き 肩甲骨を回転させ... Rui/forPT
肩関節 評価触診アプローチ棘上筋 回旋筋腱板の機能解剖学と触診アプローチ 2023年10月21日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 棘上筋の機能解剖 【棘上筋の解剖】¹⁾ 起始:肩甲骨棘上窩 停止:上腕骨大結節 支配神経:肩甲上神経(C4ーC6) 作用:肩関節外転 棘上筋は、前部繊維と後部繊維に分けられます(図1)。 図1 棘上筋の繊維 棘上... Rui/forPT
頚部 評価触診アプローチ頚椎 頸部の触診と評価アプローチ 2023年9月24日 頸部の触診 頸椎棘突起の触診 頸椎棘突起の触診では、まずは隆起が最もわかりやすい第2頸椎棘突起および第7頸椎棘突起の位置を確認します(図1)。 図1 第2頸椎棘突起および第7頸椎棘突起 第2頸椎棘突起は、外後頭隆起から軽く圧迫をしながら下方になぞるように進めるとはじめに触れられる骨隆起になります(図2)。頸椎上部の中で... Rui/forPT