運動連鎖 運動連鎖体幹頸部 頸部運動連鎖ー座圧中心、胸椎・上肢帯ー 2023年9月5日 頸部・体幹の運動連鎖 座圧中心と脊柱アライメントの連動性¹⁾²⁾³⁾ 座面を左前方、左後方、右前方、右後方の4区画に分類した際、座圧中心位置の違いにより脊柱アライメントが変化します(図1)。 図1 座圧中心と脊柱アライメントの関係性 1)を参考に作成 座圧中心が左前方では、下部体幹は伸展・右側屈・左回旋をし、上部体幹は... Rui/forPT
頚部 頭部前方位姿勢FHPマッスルインバランス 頭部前方位姿勢の特徴と臨床評価 2023年9月5日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 頭部前方位姿勢と障害 頭部のアライメントで最も評価する機会が多い一つに、頭部前方位姿勢Forward head posture(FHP)が挙げられます。 頭部前方位姿勢は、18歳以上の成人および高齢者において頸部痛と... Rui/forPT
頚部 運動学機能解剖学解剖学頸椎 頸椎の構造と運動学 2023年9月5日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 頸椎の骨・関節構造 頸椎は7個存在し、第1〜2頸椎を上位頸椎、第3〜第7頸椎を下位頸椎と呼びます(図1、2)。 図1 頸椎の骨構造① 図2 頸椎の骨構造② 上位頸椎(環軸関節)の構造 上位頸椎である環椎と軸椎によっ... Rui/forPT
肘・手関節 上肢絞扼性神経障害神経系モビライゼーション 上肢絞扼性神経障害の評価と臨床実践 2023年7月31日 絞扼性神経障害とは 絞扼性神経障害(entrapment neuropathy)とは、末梢神経幹が関節近傍で、関節囊、靱帯または筋起始部の腱性構造物などにより形成された線維性または骨線維性のトンネルを通過する際に、この部に何らかの原因が加わり、関節運動などの機械的刺激により生じる限局性の神経障害¹⁾とされています。この... Rui/forPT
肩関節 徒手検査法胸郭出口症候群絞扼部位 胸郭出口症候群の絞扼部位と徒手検査法 2023年7月31日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 胸郭出口症候群とは 胸郭出口症候群とは、腕神経叢、鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が圧迫や牽引されることで起きる症状の総称です。胸郭出口症候群には、症状を誘発している原因によって、牽引型と圧迫型、またはその両方が混在した混合型... Rui/forPT
仙腸関節・骨盤 理学療法評価アプローチ仙腸関節 仙腸関節性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月31日 仙腸関節の構造 仙腸関節の骨・関節構造 仙腸関節は、仙骨と腸骨の間に位置し、関節包と滑液、関節軟骨、滑膜を持つ滑膜性関節です。 仙腸関節の運動範囲は、2~4°未満の回転運動と1~2mmの並進運動であり、非常に小さい¹⁾とされています(図1)。 図1 仙腸関節の運動範囲 仙腸関節の役割 仙腸関節は荷重負荷や床半力を受けと... Rui/forPT
体幹・腰部 評価リハビリアプローチ筋筋膜性腰痛 筋筋膜性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月16日 筋筋膜性腰痛の病態と原因 腰背部の筋肉に過度の負荷が加わり、筋や筋膜、あるいは筋筋膜移行部、筋の骨への付着部にストレスが加わりどう部位の損傷によって発症する¹⁾とされています。 筋筋膜性腰痛を引き起こす主な要因には以下が挙げられています。 【筋筋膜性腰痛を引き起こす主な要因】¹⁾²⁾³⁾⁴⁾・過度の運動負荷・長時間安静... Rui/forPT
体幹・腰部 評価治療アプローチ椎間関節性腰痛 椎間関節性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月15日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 腰椎の可動域 腰椎全体の可動域は、屈曲45〜55°、伸展15〜25°、側屈20°、回旋5〜7°とされ、股関節の屈曲伸展と組み合わさり体幹全体の矢状面での主要な回転中心を形成する¹⁾とされています(図1、2)。※腰椎可... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法評価アプローチ機能解剖 椎間板性腰痛の理解と評価アプローチ 2023年7月15日 椎間板の構造と内圧 椎間板の構造 椎間板は、外側の強固な線維輪と内側の髄核、 隣接する椎体を強固に連結する硝子軟骨組織である軟骨終板で構成されます(図1)。 図1 椎間板の構造1)より画像引用(右側) 荷重における椎間板の歪み 脊柱の前方を圧迫する(屈曲を模倣)と髄核は後方移動し、後方繊維輪に剪断ストレスが生じます²⁾... Rui/forPT
体幹・腰部 理学療法評価リハビリ腰痛 特異的腰痛の診断基準と腰痛のred flags 2023年7月9日 腰椎椎間板ヘルニアの診断基準 腰椎椎間板ヘルニアでは、MRI画像上の椎間板ヘルニア(椎間板の膨隆や脱出)と病歴、臨床所見などを照らし合わせて診断が行われるのが一般的です。 MRI画像だけで診断されない理由としては、無症候性の椎間板ヘルニアが高頻度に存在することが挙げられます。健常者200名の腰椎MRIでは、椎間板ヘルニ... Rui/forPT