体幹・腰部 リハビリ治療運動療法腰椎椎間板ヘルニア 腰椎椎間板ヘルニアの臨床評価アプローチ 2024年10月30日 腰椎椎間板ヘルニアの臨床評価アプローチ 腰椎椎間板ヘルニアに対する臨床評価およびアプローチを紹介します。 股関節の屈曲可動性評価とアプローチ例 日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会が制定する「関節可動域表示ならびに測定法」では、股関節屈曲の参考可動域は0ー120°¹⁾とされています。 一方で、股関節屈曲運動の... Rui/forPT
体幹・腰部 整形外科テスト腰椎椎間板ヘルニア手術診断 腰椎椎間板ヘルニアの診断と手術 2024年10月30日 腰椎椎間板ヘルニアの診断 単独で感度・特異度ともに高く診断に直結する検査手技や検査方法は存在しない。よって診断には、的確な問診・患者背景や身体所見・画像所見などを組み合わせて総合的に診断することが重要¹⁾とされています(図1)。 図1 腰椎椎間板ヘルニアの診断プロセス 腰椎椎間板ヘルニアには、4つの特徴的な病歴が... Rui/forPT
体幹・腰部 アライメント姿勢腰椎椎間板ヘルニア相関 腰椎椎間板ヘルニアと姿勢・アライメント・可動域の関係 2024年10月30日 腰椎椎間板ヘルニアと姿勢・アライメント・可動域の関係 姿勢と椎間板内圧 脊柱屈曲位や荷物を持ち上げる動作は、椎間板内圧を上昇させます¹⁾(図1)。 図1 姿勢と椎間板内圧の関連1)より画像引用 腰椎アライメントと椎間板内圧 腰椎生理的前弯位に比べ腰椎屈曲位では椎間板内圧が高まる²⁾と報告されています(図2)。 図2 腰... Rui/forPT
体幹・腰部 腰椎椎間板ヘルニア病態椎間板成分 椎間板の機能解剖学と腰椎椎間板ヘルニアの病態・分類 2024年10月30日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 椎間板の機能解剖学 椎間板の解剖 椎間板は、中心部の髄核と周辺を囲む繊維輪の2つの要素から構成されます。椎間板の上端と下端にはそれぞれ、脊椎端板と呼ばれる椎体と椎間板を隔てる軟骨層が存在します(図1)。 椎間板の主な... Rui/forPT
体幹・腰部 作用起始停止支配神経胸壁 胸壁の筋肉の起始停止・作用・支配神経 2024年10月2日 胸壁の筋肉 外肋間筋 起始:肋骨下縁停止:起始部より下位の肋骨の上縁作用:吸気と呼気の際の肋間隙の保持、吸気の際の肋骨の挙上支配神経:肋間神経 外肋間筋は、外肋間筋が吸気を促し、外腹斜筋と内肋間筋は内腹斜筋と筋繊維の走行が同方向であることから、体幹の回旋や側屈にも働く¹⁾²⁾と考えられています。 内肋間筋 起始:肋骨下... Rui/forPT
体幹・腰部 筋肉触診作用起始停止 腹部の筋肉の起始停止・作用・支配神経 2024年8月28日 腹部の筋肉(触診あり) 内腹斜筋 起始:胸腰筋膜深葉、腸骨稜の前3分の2、上前腸骨棘 鼡径靱帯の外側2分の1停止:第10~12肋骨の下縁作用:腹部臓器の圧迫と保持、体幹の屈曲と同側回旋支配神経:肋間神経(T8-T12)、腸骨下腹神経、腸骨鼠径神経 内腹斜筋横行下部繊維は、仙腸関節に剪断しようとする働きが生じる場合、... Rui/forPT
体幹・腰部 筋肉作用起始停止支配神経 背部の筋肉の起始停止・作用・支配神経 2024年8月28日 脊柱(背部)の筋肉(触診あり) 頭板状筋 起始:項靱带、第4頚椎~第3胸椎の棘突起停止:乳樣突起、上項線外側3分の1作用: 両側:頭部の伸展、片側:頭部の側屈と同側回旋支配神経:中位の頚神経の後枝 頸板状筋 起始:第3頚椎~第6胸椎の棘突起停止:第1,2頚椎横突起作用: 両側:頭部の伸展、片側:頭部の側屈と同側回旋支配... Rui/forPT
体幹・腰部 骨盤運動連鎖下行性上行性 骨盤運動と多関節運動連鎖 2024年7月31日 骨盤運動と下行性運動連鎖 骨盤前傾の下行性運動連鎖 立位で骨盤を前傾すると、大腿骨と脛骨はともに後方・内側・内旋方向に動き、結果として、股関節屈曲・内転・内旋、膝関節伸展・外反・外旋、足関節底屈・回内(外がえし)、前足部回外(内がえし)の順で運動連鎖が起こります¹⁾(図1)。動きとしては、大腿骨が脛骨よりも大きくなり、... Rui/forPT
体幹・腰部 触診ストレッチトレーニング脊柱起立筋 背筋群の機能解剖学と臨床応用(触診・ストレッチング・トレーニング) 2024年5月26日 背筋群の機能解剖と臨床実践 最長筋 1)2)3)を参考に作成 最長筋は、胸最長筋、頸最長筋、頭最長筋を含む一塊として、脊柱起立筋群の中で最も大きく、最も発達した筋柱を構成する⁴⁾とされます。 固有背筋のうち、脊柱の伸展モーメントの約80%は外側群(最長筋と腸肋筋)が担う⁵⁾⁶⁾とされています。 腰椎の生理的前弯位を保っ... Rui/forPT
体幹・腰部 筋肉触診作用ストレッチ 腹筋群の機能解剖学と臨床応用(触診・ストレッチング・トレーニング) 2024年5月25日 腹筋群の機能解剖と臨床応用 腹直筋 1)2)3)を参考に作成 腹直筋は、骨盤が固定されたときには胸郭を引き下げ体幹を屈曲し、胸郭が固定されたときには骨盤を後傾させる⁴⁾とされています。また、腹直筋の弱化は腰椎の前腕を増強し、慢性腰痛の原因となる⁴⁾とされています。 腹直筋は、臍より上方を腹直筋上部繊維、臍より下方を腹直... Rui/forPT