股関節 歩行腸腰筋走行代償 腸腰筋の歩行と走行における働きと筋力低下を代償する筋群 2023年5月9日 歩行と走行における腸腰筋の働き 歩行における腸腰筋の働き 歩行において、腸腰筋全体では足底離地の前にはじまり遊脚初期まで筋活動が続く(立脚期後半〜遊脚期前半)¹⁾ことがわかっています(図1)。 図1 歩行周期における腸腰筋の働き また、毎秒2m以上の歩行速度になった場合、大腰筋と腸骨筋の活動がそれ以下の歩行速度と比較し... Rui/forPT
足関節 理学療法歩行足関節運動連鎖 足関節の理学療法まとめ②〜足部の運動学、運動連鎖、歩行における距骨下関節運動〜 2022年9月9日 足部の運動学 足関節の運動には、底屈、背屈、内転、外転、回内、回外があります。また複合運動として、内返し(底屈・内転・回外)と外返し(背屈・外転・回内)があります。 距腿関節の運動 足関節の底屈および背屈運動は、ほぞ穴構造を有する距腿関節が主となり行われます(図1)。 図1 距腿関節の運動 距骨下関節の運動 距骨下関節... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法歩行分析歩行蹴り出し脚 歩行分析の実践コース③〜「蹴り出し脚」と「踏み出し脚」のみかたと捉え方〜 2021年10月5日 「蹴り出し脚」と「踏み出し脚」のみかたと捉え方 歩行において、下肢には蹴り出し脚と踏み出し脚という分け方があるのをご存知ですか。 そもそも人間の歩行は左右の動きが完全に対称となることはまずあり得ません。 左右下肢の役割の違いについては、以下のようにいくつか呼ばれ方があります。 【左右下肢の役割の違いをによる分類】・利き... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法理学療法士歩行分析歩行 歩行分析の実践コース②〜局所の実践的なみかた〜 2021年10月5日 歩行の「局所」の実践的なみかたー上半身質量中心と下半身質量中心と身体重心ー 上半身質量中心や下半身質量中心、さらにはその両者を結んだ中点にあたる身体重心を捉えることは、局所(関節)にかかるメカニカルストレスを推察するうえでとても有用です。 上半身質量中心とは、身体重心よりも上部の質量中心であり、第7〜9胸椎の高位に位置... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法歩行分析歩行破行 歩行分析の基礎まとめ②〜ロッカー機能、下肢モーメント(筋活動)、異常パターン〜 2021年10月5日 正常歩行にみる3つのロッカー機能 heel rocker heel rockerは、踵を回転軸の中心とした制御機構です。その役割は、IC~LRでの重心の落下に対する衝撃吸収です。主に前脛骨筋や大腿四頭筋の遠心性収縮によって制御されます。 ankle rocker ankle rockerは、足関節を回転軸の中心とした制... Rui/forPT
動作・歩行 理学療法評価歩行分析歩行 歩行分析の基礎まとめ①〜歩行周期、各相の役割、正常歩行の各関節角度〜 2021年10月4日 歩行周期とは 歩行周期は、同側の足の初期接地から次の初期接地まで¹⁾と定義されます。 歩行周期において、立脚期は60%、遊脚期は40%を占めます。 立脚期には、初期接地(initial contact:以下IC)、荷重応答期(loading response:以下LR)、立脚中期(mid stance:以下Mst)、立... Rui/forPT
理学療法 理学療法士歩行分析歩行動作分析 現役理学療法士に聞いた!「はじめての患者様の歩行観察で意識してみているポイントはありますか?」 2021年9月5日 はじめての患者様の歩行観察で意識して見ているポイントはありますか? 今回は、先日のinstagramストーリーズの質問からいただいたご回答をブログ記事にまとめてみました。 歩行の何から見たらいいのかわからない といったセラピストの参考となりましたら幸いです(経験年数も添えていただいています)。 ... Rui/forPT
理学療法 理学療法リハビリ歩行本 【話題の新刊】『脳卒中片麻痺の基本動作分析 バイオメカニクスから考える動作パターン分類と治療法の選択』を読むべき理由 2021年7月8日 動作分析の苦手意識、克服したくないですか? 動作分析は理学療法士の専売特許!! ではありますが、、、 正直、苦手意識はありませんか? 私もまだまだそのうちの一人・・・ 動作分析が苦手なセラピストの悩みといえば、 そもそもどこをみたらいいかわからない 動作をみても問題点が挙げられない 問題点を見つけてもどう改善したら... Rui/forPT
理学療法 理学療法士歩行足関節足部 足部が正しく機能するとは?ーウィンドラス機構とトラス機構ー 2021年3月10日 足部機能が正しく機能するとはどういった状態でしょうか? 足部へのアプローチをするうえで、まずは『足部が正しく機能している状態』をしっかりと把握しておくことは大切です。 今回は、足部機能の基礎について簡潔にご紹介していきます。 足の構造は、 ウィンドラス機構 トラス機構 によって骨構造を保持でき、歩行において推進力を得... Rui/forPT
理学療法 理学療法原因歩行動作分析 トレンデレンブルグ兆候の原因 2021年3月3日 トレンデレンブルグ兆候の中殿筋以外の原因を知っていますか? トレンデレンブルグ徴候 トレンデレンブルグ兆候とは、観察側の下肢立脚相において、対側の骨盤が下制する現象を呼びます。立脚期にトレンデレンブルグ徴候がみられる歩行をトレンデレンブルグ跛行またはトレンデレンブルグ歩行といいます。 有名な異常歩行のひとつで、... Rui/forPT