肩関節 筋肉肩関節起始停止上腕 肩関節および上腕の筋肉の起始停止・作用・支配神経 2024年8月28日 肩関節·上腕の筋肉(触診あり) 肩甲挙筋 起始:第1~4頚椎の横突起停止:肩甲骨の上角から肩甲棘までの内側縁作用:肩甲骨の上内方への挙上、下角の内方への回転支配神経:肩甲背神経 肩甲挙筋は、上肢挙上運動時の拮抗筋¹⁾として挙げられています。 肩甲挙筋の内外側は血行が悪くなりやすい部位と考えられ、またアライメント不良など... Rui/forPT
肩関節 肩関節運動学上腕骨肩甲骨 上肢挙上動作の運動学 2024年7月28日 上肢挙上動作の運動学 上肢挙上動作時の上腕骨運動 挙上動作時、上腕骨は挙上していくにつれて外旋角度が増加していきます(図1)。 図1 挙上動作時の上腕骨運動 挙上角度90°では、肩甲骨面および外転が屈曲よりも外旋角度が大きく、挙上角度120°では、屈曲が外転よりも外旋角度が大きいと報告¹⁾されています。 一方で、屈曲... Rui/forPT
肩関節 肩関節筋活動屈曲外転 上肢挙上動作の筋活動 2024年6月30日 上肢挙上動作の筋活動 屈曲60°までの筋活動¹⁾ 屈曲60°までの挙上動作では、棘上筋が先行して働き三角筋前部繊維と烏口腕筋が作動します。大胸筋上部繊維および三角筋中部繊維および上腕二頭筋は補助筋として働きます(図1)。 図1 屈曲60°までの筋活動 屈曲60~120°までの筋活動¹⁾ 屈曲60~120°までの挙上動作... Rui/forPT
肩関節 アライメント肩関節肩甲上腕関節胸鎖関節 肩関節の構造と機能 2024年1月14日 🔻新・臨床WEBサービス「forPT ONLINE」無料体験実施中!🔻 肩関節の構造と機能 肩関節は、解剖学的関節と機能学的関節に分類されます(図1)。 解剖学的関節には、肩甲上腕関節(狭義の肩関節)、胸鎖関節、肩鎖関節が挙げられます。 機能学的関節には、肩甲胸郭関節と第2肩関節が挙げら... Rui/forPT
肩関節 筋肉肩関節可動域制限ポジション 肩関節のポジション別制限因子 2023年9月30日 肩関節の3肢位 肩関節肢位は第1肢位(1st position)、第2肢位(2st position)、第3肢位(3st position)の3つのポジション¹⁾²⁾に分けられます。 第1肢位は、肘関節90°、上腕下垂位で肩関節屈曲、外転ともに0°の肢位です(図1)。 第1肢位での回旋運動は水平面上の運動を表します。 ... Rui/forPT
肩関節 理学療法評価治療アプローチ 肩関節の理学療法まとめ③〜肩関節痛に対する治療的評価法(疼痛減弱テスト)〜 2023年2月19日 肩関節痛に対する治療的評価法 棘上筋誘導 【方法】 対象者には、一度肩関節挙上運動を行ってもらい肩甲骨運動の軌道を観察しておきます。 次に、検査者は後方に位置し片方の第2〜4指腹を検査側上肢の棘上筋に軽く圧をかけて当て、もう片方の手は肩甲骨の内側縁に当てます。 そして、検査者は棘上筋に触れている指腹で収縮方向に牽引をし... Rui/forPT
肩関節 理学療法評価肩関節可動域 肩関節の理学療法まとめ②〜大結節通路、制限因子〜 2023年2月19日 肩関節屈曲と外転の動作時痛に関する特徴の違い 肩関節屈曲と外転の動作時痛では、それぞれの特徴や原因の違いを押さえておきましょう。 具体的には、大結節の通路と制限因子の違いに着目します。 大結節の通路の違い 大結節の通路は、肩関節屈曲ではanterior path(前方路)、外転ではposterior-lateral p... Rui/forPT
肩関節 理学療法筋肉作用肩関節 肩関節の理学療法まとめ①〜肩関節屈曲・外転に作用する筋肉、上半身運動連鎖〜 2023年2月19日 肩関節屈曲動作に作用する筋肉 肩関節屈曲動作の主動作筋と拮抗筋は以下になります(図1)。 【肩関節屈曲動作の主動作筋】¹⁾²⁾³⁾・三角筋前部繊維・棘上筋・大胸筋鎖骨部・(烏口腕筋)・(上腕二頭筋長頭) 【肩関節屈曲動作の拮抗筋】¹⁾²⁾³⁾・三角筋後部繊維・大円筋・広背筋 図1 肩関節屈曲動作に関与する筋肉 (三角筋... Rui/forPT
肩関節 理学療法評価リハビリ肩関節 肩関節の徒手検査法まとめ③〜肩峰下インピンジメント、SLAP損傷、Bennett病変の疼痛誘発テスト、肩関節疾患の病態一覧〜 2022年5月8日 肩峰下インピンジメントのテスト Hawkins test(ホーキンステスト) 【検査手技】被験者は肩関節90°水平内転、肘関節90°屈曲位とします。検者は、一方の手で肩峰を固定し、もう一方の手で前腕近位部を把持します。前腕近位部を把持した手で肩関節内旋を強制します。【判定】疼痛が生じる、またはクリックサインがあれば陽... Rui/forPT
肩関節 理学療法評価肩関節整形外科テスト 肩関節の徒手検査法まとめ②〜肩関節不安定性の疼痛誘発テスト〜 2022年5月8日 肩関節前方不安定性のテスト apprehension test(アプリヘンジョンテスト) 【検査手技】被験者は肩関節90°外転、内旋位とします。検者は、一方の手で肩甲骨を固定し、もう一方の手で前腕遠位部を把持します。そこから他動的に肩関節を最大外旋させたうえで、肩甲骨を固定している手で上腕骨頭を前方に押し出す力を加え... Rui/forPT