今回ご紹介する書籍はこちらです!
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オススメ度 [star5] [/st-mybox]
こんな方におすすめ
- 整形外科領域の臨床1〜2年目の理学療法士やトレーナーなどの専門家
- 運動療法の基礎から応用まで詳しく学びたい方
- 関節の構造や機能について網羅的に学びたい方
- 運動器リハビリの臨床で必ず役立つ一冊を探している方
書籍の魅力と内容
『関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション』の一番の魅力は、運動療法に必要な知識と評価、アプローチまでを網羅的に学べる点です。
豊富な図版や写真があるため、初学者でもわかりやすい内容となっています。シリーズは「上肢・体幹」と「下肢」の2部があり、2014年に改訂2版が刊行されています。理学療法学生の教科書として採用されていたりもします。
この書籍で学ぶことができる例をご紹介します。
シンスプリントの重症度分類とWalshの分類(p.222-225)
シンスプリントは症候群であり、運動療法は病態を分類したうえで実施される必要がある¹⁾とされています。
具体的には、八木の重症度分類(図1)やWalshの分類(図2)があり、これをもとに運動制限や復帰時期の目安にすることができます。
図1 シンスプリントの重症度分類
1)より引用作成
図2 シンスプリントのWalsh分類
1)より引用作成
書籍のレビュー
『関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション』で学べることとおすすめポイントをご紹介します。
✔️ 運動療法に必要な機能解剖学の基礎から応用まで網羅的に学べる
✔️ 運動療法に必要な理学療法評価や具体的なアプローチまで学べる
✔️ 臨床で多くみられる病態についてしっかりと理解できる
[/st-mybox] [st-mybox title="書籍のおすすめポイント" fontawesome="fa-check-circle" color="#757575" bordercolor="#BDBDBD" bgcolor="#ffffff" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]- 読み込めば、整形外科領域のリハビリで一通りの疾患に対応できる
- 全ての項目に症例紹介が記載され臨床のイメージをしやすい
- 豊富な図版や写真があるため、初学者でもわかりやすい
下手に多くの書籍に手を出すよりも、これ一冊をしっかり読み込めば、整形領域で最低限のリハビリができるセラピストになれます(実体験より)。
整形外科領域のリハビリや運動療法で、はじめの一冊に最適な専門書をお探しの方は、検討してみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した書籍はこちら🔻
参考・引用文献
1)林典雄:関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション 下肢 改訂第2版.株式会社メディカルビュー社,2014.
※この記事で使用している書籍画像は版元ドットコムに掲載のものを利用しております。