胸郭に対するアプローチ
実際の臨床において、比較的簡単に行えるアプローチ例をご紹介します。
上部腹筋群および上腹部軟部組織のリラクゼーション
【目的】
・上部腹筋群の過緊張緩和
・胸椎伸展可動域拡大
・下位胸郭横径拡張制限の改善
【方法】
胸郭横径拡張制限のある側の胸郭下縁を把持するように、腹側から背側に向かって手指をやや深く潜り込ませて圧迫します。そのまま胸郭下縁をなぞるように押しほぐしていきます。呼気時、横隔膜の挙上に合わせることで、手指をより深く潜り込ませることができます。
【適応となる臨床像】
・後屈動作時の腰背部痛
・胸椎回旋/伸展可動域制限