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仙腸関節の理学療法まとめ③〜前屈・後屈動作における仙腸関節の運動学〜

前屈動作における仙腸関節の運動学¹⁾

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【前屈初期~前屈最終域】
前屈開始直後は、骨盤帯が後方へシフトします。この時、仙骨はニューテーションの位置にあります。
そこから、左右の寛骨が大腿骨上で前傾し、腰椎が仙骨上で屈曲するにつれて、上後腸骨棘は頭側(上方)へ動いていきます。
体幹の屈曲につれて、仙結節靭帯大腿二頭筋胸腰筋膜の緊張が高まり、仙骨のニューテーションが終了します。ニューテーション終了後も、寛骨は前傾を続けるため、相対的にカウンターニューテーションが起こってきます。

【前屈最終域】
体幹の最終屈曲位では、仙結節靭帯、大腿二頭筋、胸腰筋膜の緊張が高まり、特にハムストリングスの緊張が増大するため、仙骨はカウンターニューテーションの位置にあると考えられています。

【前屈最終域~直立位】
前屈最終域から直立位に戻るまでの過程では、仙骨はニューテーションの位置を保ったまま、体幹は伸展、左右の寛骨は後傾していきます。

前屈動作では、股関節屈曲約60°(可動域の約50%)、腰椎屈曲45°(可動域の約90%)の運動が起こる²⁾とされています。いずれかに可動域制限がみられる場合は、仙腸関節への伸長ストレスが増加している可能性を考慮します。

後屈動作における仙腸関節の運動学¹⁾

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