理学療法

整形外科クリニック勤務の理学療法士がオススメする、持っておいて損のない本10選

1年間で理学療法に関する書籍に40万円投資した理学療法士が、臨床でちゃんと役立つオススメ本をご紹介します!

さっそく紹介していきます!

①整形外科運動療法ナビゲーション


関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹

 


関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション

 

オススメする理由
 臨床で多くみられる疾患に関する知識と有用な治療方法が載っています。
この本をしっかり読み、臨床での実践を繰り返すことでセラピストとして最低限の対応ができるようになると思います。1~2年目の理学療法士にオススメします。

 

②運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略


運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略: 運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

 

オススメする理由
 「ここの部位が痛い原因はなんだろう?」という疑問のヒントが書かれているのが特徴です。メジャーな徒手検査も載っています。評価本なので治療に関する記述はごく一部です。情報量としては不十分なため、痛みの原因について簡単に調べたい時に使うのが良いと思います。
 この本もまた1~2年目の理学療法士にオススメします。

 

③プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系


プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版

 

オススメする理由
 解剖学書の中でダントツの見やすさが特徴です。実際にカラダをイメージしやすく本当に良いです。解剖学書を一冊手元に置いときたいならこの一冊で間違いありません。

 

④カパンジー 機能解剖学


カパンジー機能解剖学 全3巻 原著第7版

オススメする理由
 カラダの構造と機能についてしっかり学ぶならこの本です。
この関節はどんな動きをするんだろう?」
「この関節の動きを制御する筋肉や靱帯はなんだろう?」
といった疑問に対し正確な答えが載っている本です。
 最初の発刊から30年以上の歴史がある名書で、現在までに7回の改訂がされています。理学療法の書籍や講習会で紹介される機能解剖学的な知識は、この本が基盤になっていることも非常に多いです。

 

⑤拘縮シリーズ


肩関節拘縮の評価と運動療法 (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ)

 


股関節拘縮の評価と運動療法 (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ)

 


膝関節拘縮の評価と運動療法 (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ)

 

オススメする理由
 各関節の(機能)解剖学的知識、評価、治療について一通り網羅したいならこのシリーズです。
比較的最近の書籍ですが、各関節に着目したものの中では一番上手くまとめられています。現在までに肩関節、股関節、膝関節が発売されています。
情報量としても十分で、関節に対するアプローチに役立ちます。新たな知見はないため、熟練者には不要かもしれません。

 

⑥アナトミー・トレイン


アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線

 

オススメする理由
 筋膜についてはじめて学ぶならこれでOK。
筋膜や筋連結の知識は、疼痛部位と関連のある組織の推測や姿勢評価等にも役立ちます。問題点を局所ではなく、カラダ全体で見ていくときには武器になると思います。

 

⑦結果の出せる整形外科理学療法


結果の出せる整形外科理学療法−運動連鎖から全身をみる

 

オススメする理由
 運動連鎖の視点でカラダを全身的に評価したいならこの一冊がオススメです。
運動連鎖と言えば、運動連鎖~リンクする身体 (実践mook・理学療法プラクティス)が有名かもしれませんが、こちらは正直読みづらいです。臨床に即して運動連鎖を学んで行きたいなら上記の方がオススメできます。理学療法分野の各著名人が執筆しており、特に足部については詳しく載っています。

 

⑧身体運動学


身体運動学−関節の制御機構と筋機能

 

オススメする理由
 「この関節のこの方向に作用・制御する筋肉・靱帯はなんだろう?」という疑問に一番答えてくれるのがこの本です。
理学療法の一般的な教科書には
「股関節の屈曲作用がある筋肉は・・・」
ということは書いていますが、解剖学的肢位でしか通用しません。
「股関節屈曲90°での外旋は何筋がどれくらい(作用モーメント)関与するんだろう?」
「何筋をストレッチするにはどの方向に伸ばすのが良いんだろう?」
といったより臨床に即したヒントがこの本で得られます。

 

⑨スポーツリハビリテーションの臨床


スポーツリハビリテーションの臨床

 

オススメする理由
 臨床で成果を出したいならぜひ読むべき一冊です。
タイトルはスポーツですが、腰痛や腸脛靱帯炎、足底腱膜炎など一般整形にも通じる内容がたくさん載っています。もちろんスポーツの競技特性に関する内容も載っています。2019年に発売された本ですが、最近の書籍の中ではダントツで優秀です。
何が良いかと言いますと、疾患や障害に関する評価方法とそこから考えられる原因がチャート式でまとめられていることです。内容自体もかなり的を射ていると思います。さらに具体的な介入・治療方法までわかりやすく載っています。

この本一冊をマスターできれば整形領域では、ワンランク上の理学療法士になれると思います。本当にオススメです。

 

⑩胸郭運動システムの再建法


胸郭運動システムの再建法 第2版-呼吸運動再構築理論に基づく評価と治療 Web動画付

 

オススメする理由
 胸郭運動について学びたい方だけでなく、「どの理学療法本も似たようなことしか書いて無くて飽き飽きしている」という方にオススメです。
ここに来てマニアックな・・・と思う方もいるかもしれませんが、この本はとて魅力的です。
他の本には書かれていないことが書いてあるのが本書です。
胸郭に着目はしていますが、全身の運動連鎖についても書かれています。

「そもそもカラダには左右差があって、それを考慮するとこう治療するよね?」
「胸郭がこんな感じでねじれていたらこういう跛行になるよね?」

といった内容も知ることができます。

なかには「それって本当なの?」と思うこともありますが、それを実際にヒトのカラダで確かめるのがまた面白いです。

新たな視点を持ちたい方にはオススメの本です。

いかがでしたでしょうか?

2020年現在で、私がオススメする本達になります。

ちなみにですが、最近発売されている「○関節理学療法マネジメント」シリーズは個人的にはオススメしません。著者によって、内容のクオリティにムラがありますし穴だらけだと思っています(あくまで個人的意見)。

書いてて楽しかったので、今後別な書籍もご紹介していきたいと思います。

今では絶版になっている本でめちゃくちゃ優秀な本もあるんです。。。

今回はこれくらいで。

 

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