理学療法

臨床で使える中殿筋の実践的トレーニング方法

Louis
中殿筋トレーニングの引き出しを増やしたくありませんか?

 

中殿筋は、一言でいうと歩いたり体重を支えたりするのにとても重要な役割を担う筋肉です。

中殿筋の筋力が低下すると、トレンデレンブルグ歩行デュシェンヌ徴候といった破行がみられることがわかっています。

トレンデレンブルグ歩行やデュシェンヌ兆候については、下記の記事でもご紹介しています💡

トレンデレンブルグ兆候の原因

デュシェンヌ徴候の原因

これらの破行は、カラダの代償機構(一部の弱さを他がカバーしている)であり、効率の良い歩行とは言い難いです。

腰痛や膝関節痛に繋がるケースも少なくないため、筋力トレーニングによって予防していくことは大切です。

 

今回は、歩行において大切な中殿筋の実践的な(臨床でも使える)トレーニング方法をいくつかご紹介します。

 

中殿筋の実践的トレーニング方法

【中殿筋(または股関節外転筋群)の筋力トレーニング】


上記の動画の中で the pelvic dropは荷重下での収縮トレーニングのため特にオススメです(図1)。

中殿筋トレーニング

図1 the pelvic dropによる中殿筋トレーニング

 

the pelvic dropは段差の上にトレーニング側下肢をのせ、対側の骨盤を挙上(同側下制)させることで、中殿筋に収縮を促すことができます。
中殿筋の数少ないCKC(閉鎖運動連鎖)トレーニングのひとつなのでぜひ覚えておきましょう。

中殿筋の後部線維は小殿筋とともに、収縮することで大腿骨頭を関節窩に押し付ける方向に作用する(求心位に寄与する)と報告¹⁾されています。

つまり、中殿筋を鍛えることは股関節の安定性を高め、結果として障害予防や歩容の改善に繋がっていきます。

 

中殿筋のトレーニングといえば、側臥位での股関節外転エクササイズしか選択肢がなかった方の参考になりましたら幸いです。

 

今回の内容に関してnoteのご紹介

今回の内容はforPTの限定note『股関節痛の理学療法〜骨頭求心位獲得のための評価とアプローチ〜』より一部内容を抜粋しています。
股関節痛に関する基礎知識や股関節インピンジメント症候群のアプローチ方法について学びたい方は読んでみてください。一部無料公開しています。

 

参考・引用文献
1)KUMAGAI, Masaru, et al. Functional evaluation of hip abductor muscles with use of magnetic resonance imaging. Journal of Orthopaedic Research, 1997, 15.6: 888-893.

 

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