理学療法

内側縦アーチに関与する筋肉と足底板療法(インソール)

Louis
内側縦アーチに関与する筋肉をご存知ですか?

 

内側縦アーチとは、踵骨、距骨、舟状骨、楔状骨、第1中足骨で構成される足部内側のアーチ構造のことをいいます。通常は、踵骨第1中足骨が地面と接しています。

内側縦アーチ

 

そもそも足部には大きく3つのアーチがあります。

  • 内側縦アーチ
  • 外側縦アーチ
  • 横アーチ

この中でも内側縦アーチは、歩行において最も重要とされています。内側縦アーチが低いものを扁平足高いものを凹足と呼びます。

今回は、この内側アーチの高低に関与する筋肉についてご紹介します。

 

内側縦アーチを高める筋肉(筋力低下によりアーチが低下する)

  • 後脛骨筋
  • 長腓骨筋
  • 短腓骨筋
  • 長趾屈筋
  • 短趾屈筋
  • 虫様筋
  • 母趾外転筋
    以上、文献1)より引用

 

内側縦アーチの低下が問題となる例では、これらの筋肉に筋力低下筋発揮がうまくできない原因(骨アライメント異常、滑走性低下、腫脹など)がないかを評価します。筋力低下や筋発揮がうまくいかない筋肉に対しては、筋力トレーニングのほか、徒手や足底療法(インソール)によるアライメントの修正や組織間の滑走を促すリリーステクニックなどによって改善が図ります。

 

内側縦アーチを低める筋肉(短縮によりアーチが低下する)

  • 下腿三頭筋
  • 前脛骨筋
  • 第三腓骨筋
  • 長趾屈筋
  • 長趾伸筋
  • 長母趾伸筋
    以上、文献1)より引用

内側縦アーチの低下が問題となる例では、これらの筋肉に短縮がないかを評価します。筋短縮がみられる場合は、ストレッチングによって改善を図ります。

 

足部のトラブルに対する理学療法

足部の問題に対しては、足底板療法が適応となることが多いです。

ただし、全ての病院や施設で足底板療法を行える環境が整っているわけではありません。

そのため、まずは徒手療法や運動療法を併用した足部アライメントの修正や筋機能改善、動作パターンの改善を行ってみましょう。足底板療法の適応を考えるのはそれからでも遅くないと個人的には考えます(必要に応じて医師に相談のうえインソールを外注するのもよいですね)。

 

ちなみにインソールの話を少しすると、、、

私が勤務する整形外科クリニックでは、mysole®︎(マイソール)という株式会社神戸装具製作所が提供する足底板療法を取り入れている理学療法士の方が1名います。その方は、マイスターというmysole®︎独自の資格を取得しており、医療保険の適応下でインソールを作成しています。

実際の流れは、動作分析後にパッドを足部に貼付し再評価、パッド位置が決まったら足型を採取しmysole®︎へ郵送します。そして、その型を用いてオーダーメイドのインソールを作成してもらうといった形です。

最近では、私が担当している患者様でインソールを適応したい方がいれば、その理学療法士の方にご相談をすることもあります。

つまり何が言いたいかというと、、、

インソールを自身で作成できたらリハビリの幅がすごく広がるな

と最近よく感じているんです。笑

mysole®︎にご興味ある方は下記の公式ホームページを見てみてください。

http://mysole.jp/mysole/sp/

 

今回特に参考にした書籍

 

参考・引用文献
1)安倍浩之:簡単!効率的につくれる新型インソール 運動連鎖アプローチが姿勢・歩行を快適にする.株式会社三輪書店,2012.
2)青木治人:スポーツリハビリテーションの臨床.株式会社メディカル・サイエンス・インターナショナル,2019.

 

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