腰椎椎間板ヘルニアと姿勢・アライメント・可動域の関係

腰椎椎間板ヘルニアと姿勢・アライメント・可動域の関係

姿勢と椎間板内圧

脊柱屈曲位荷物を持ち上げる動作は、椎間板内圧を上昇させます¹⁾(図1)。

図1 姿勢と椎間板内圧の関連
1)より画像引用

腰椎アライメントと椎間板内圧

腰椎生理的前弯位に比べ腰椎屈曲位では椎間板内圧が高まる²⁾と報告されています(図2)。

図2 腰椎アライメントと椎間板内圧の関連
2)より画像引用(右側グラフ)

腰椎前彎と腰椎椎間板ヘルニア

2017年のシステマティックレビューで、椎間板ヘルニアや椎間板変性の患者は健常者と比べて腰椎前彎角(LLA)が有意に小さい³⁾と報告されています(図3)。

図3 腰椎前彎角(LLA)
4)より画像引用

健常成人の腰椎前彎

健常成人の腰椎前彎角の平均は33.2±12.1°⁵⁾と報告されています(図4)。

図4 腰椎前彎角
6)より画像引用

腰椎が最も前方に位置するのはL3またはL4が多い⁷⁾⁸⁾と報告されています(図5、6)。

図5 健常成人の腰椎前彎ピーク位置

7)より画像引用

図6 健常成人の腰椎前彎ピーク位置
8)より画像引用

骨盤傾斜と腰椎椎間板ヘルニア

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